燃費向上運転術D−燃費向上のアクセルワーク(2)
2009-10-05


なかなかまとまった形で書くことができそうも無いので、部分的な話しになりますが、逆にどのような状況にも応用ができるとも言えるので、試してみて下さい。
 今回は、加速が終了する直前から、一定速度をキープするまでの、ほんの数秒間の話です。
 なお、アクセルの開度(踏み具合)を示すのに、A0〜A10という記号を用いています。その意味については、次の記事を参照してください。

[参考]
・燃費向上運転術@−アクセルの踏み方 ― 2009-09-22
・燃費向上運転術B−燃費向上のアクセルワーク(概要) ― 2009-09-24

【加速直後のアクセルワーク】
 A3 → A3〜A1(3〜5秒) → A1

 加速の度合いについては、ここではあまり関係がないので、加速時のアクセル開度については、A3でもA4でも、またそれ以上でも構いません。
 問題は、加速を終了する直前から、ゆっくりとアクセルを戻す(A1へ向かう)事です。
 この際、瞬間燃費計を見ることができると良く分かりますが、加速中は、数km/Lであった瞬間燃費が、アクセルの踏み加減に連動するかのように30km/L程度、またはそれ以上に上昇します。

 平坦な道で、加速終了時の速度が、40km/h以上であれば、瞬間燃費が40km/Lに近づくことも可能です。 もちろん、その状態を長く維持することは不可能に近いのですが、まずは、加速終了時点でいかに高い瞬間燃費に持っていくかが重要です。

 また、加速終了時に、アクセルをパッと「A0」まで戻してしまえば良いと思うかもしれませんが、それは時と場合による、という感じです。
 比較的確実に、そしてスムーズに高い燃費を実現できるのが、上記のようなゆっくりとアクセルを戻す方法なのでは、というのが私の実感です。
[燃費]

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