バックランプのLED化(その11)−3W LEDのヒートシンクを加工A
2010-06-15


 いろいろと試してみると、案外簡単な方法が見つかるものです。
 手間と時間と、忍耐力が必要と思われたヒートシンクの加工ですが、思ったよりも簡単に済みました。
 済んだといっても、”だいたいの加工が済んだ”ということで、もう少しづつ削って調整しないと、20mmには収まりません。
 しかし、最終調整をする前に、放熱の具合を見て(感じて)おきたくなります。
 LEDに着けると、こんな感じです。
禺画像]
 だいぶ小さくなりました。
 見るからに、放熱し無さそうです。

 そして、前回同様、ヒートシンクの熱さを感じてみました。

(点灯後の時間[分:秒]、カッコの時間は加工前の結果)
 0:45(1:30) 裏側中央がほんのり暖かくなる
 1:10(3:00) 放射状の先端部もほんのり暖かくなる
 1:30(2:00) 裏側中央が熱くなる(触れない程ではない)
 2:00(4:00) 放射状の先端部も熱くなる(触れる)
 2:15(7:00) 全体的に更に熱さが増している
  (終了)

 かなり、”感覚的”な話ですが、だいぶ時間が短くなっていることが分かります。

 注目すべき点が一つ。
 上記の測定点の2番目と3番目が、加工前と加工後で入れ替わっていることです。
 加工前は、放射状の「羽」が長かったので、まず裏側中央が熱くなってから、羽の先端へ熱が伝わっています。これは、羽の途中でかなり放熱しているといえます。
 逆に、加工後では、羽の先端に熱が伝わってから、裏側中央が熱くなっています。羽が短いので、先端まで速く熱が伝わり、且つ、放熱が足りていないといえます。

 加工前、7分で終了していますが、まだ余裕がある感じだったのに対し、加工後に終了した2分15秒では、あまり余裕が感じられませんでした。 

 加工前が10分を謳うならば、加工後は2分30秒といったところでしょうか。
 あくまでも、加工前との相対的な変化を、感覚的に判断した主観的な結果であって、科学的、論理的な根拠は一切ありません。
 一言で言うと、「勘」というやつです。

 目標の3分には、ちょっと届かない感じですが、どうしても使えないという程では無さそうなので、引き続き、加工をして、車に装着できるようにしてみましょう。
[LED]

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